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村井円香さん パート4



自身の計画を着実に現実のものにしている村井円香さん。会社でのコミュニケーション方法、そして2019年の目標に迫ります。村井円香さん登場回、遂に最終回です。

予算と計画表の共有が、計画達成へと導く

M:Matirog :村井円香さん M村井さんの将来のビジョンをお話しいただけますか?

もともとは泉皮膚科クリニック内でフットケアをしていましたが、2018年9月にこちらに移転して3か月を迎え、無事に2018年を終えることができました。
※注:このインタビューは2018年に収録しています

Mおめでとうございます! 先日来た時よりも更に患者さんが増えている印象です。

女性の施術者も増えましたので、心強くなりました。以前からやりたかった美容部門のスタートとして美容鍼ももうすぐ開始する目処が経ちました。女性目線のサービスも提供できるようになると思うとワクワクしますね。

プロフィール:
株式会社GRAND DESIGN代表取締役。フスフレーガー。
2012年3月にFSIフスフレーゲ認定証を取得。
資格取得後は都内のフットケアサロンで2年間技術や経験を磨く。故郷である秋田で働きたいという気持ちと、フスフレーガーとして多くの人々の足の悩みを解決したいという考えから、秋田で初めてフスフレーゲを導入。2014年から泉皮膚科クリニック内でフットケアを行う。2018年4月、泉皮膚科クリニックと連携して「秋田泉巻爪矯正・フットケアセンター」をオープン。その後、2店舗目として、9月に整骨院と連携した「秋田旭南トータルケアセンター」をオープン。2017年1月5日、会社を設立。現在も店舗にて一般の患者はもちろん、介護施設入所者へのフットケアを行うほか、定期的に医師と共に地域施設へ訪問。幅広く活動している。

M僕もさっきまで眼球の奥が痛かったのですが、この収録の前に、村井さんに相談して施術してもらったらだいぶスッキリしました! 頭から足の先までケアしてくださるんですね。

当院で色々な施術ができることを、より多くの人に知ってもらいたいです。
ビジョンに向かう過程としてまずは近いところでは、来年は宣伝に力を入れようと思っています。
また、巻き爪トラブルで悩む方をなくすために、引き続き施術所の増設、そして施術者の増員も必要だと考えています。2019年4月には、桜の整骨院の店舗にフットケアのための施術所の増設を予定しています。

M増設されるんですか! かなりハイテンポですね。

2019年に更にもう一店舗直営店を増やすことを目標にしています。まずはビジネスモデルとして、整骨院とフットケアが融合している施術所を秋田県内で増やしていきたいです。秋田県内であれば、皮膚科医との連携も可能な範囲ですので、安全です。これまで通り、より多くの患者さんに喜んでもらうことが2019年の目標です。

Mその計画はずいぶん前からあったんですか?

いいえ、私の中ではつい最近です(笑) ビジネスパートナーである佐々木取締役は、以前から施術所増設を考案していましたが、正式に社内発表されたのは先日です。2018年末に初めて会社として「予算発表会」を行いました。
予算発表会を開いたことで、目標と計画が整理されたため、来年度のスケジュールが全て決まりました。先日、会社を設立した時に佐々木と二人で作成した計画書を見つけて驚いきました。今までの歩みが当時考えていた予定と同じだったからです。

Mどのような予定だったのですか?

大変お恥ずかしながら、私自身その計画書に記した具体的な時期を完全に忘れてしました。しかし、久しぶりに見直したところ、2018年4月と9月に施術者の増員や店舗を作る計画が記されていました。それが、計画通りに達成できていたんです。
佐々木の中では、先の予定が当時から具体的に見えていたのでしょうね。計画に忠実に行動し、計画通りの結果を残し続けてくれる彼に改めて感謝した瞬間でした。
2019年は、私の中でも計画を守り、行動し、記録し、新しい変化を起こし続けていきたいです。

M状況を共有する「見える化」が求められていますが、再確認するツールとしても大切です。社員全員が共通のスローガンを掲げて目標に向かうためにも、計画表は大事なんですね。

今回各スタッフへ108円のスケジュール帳を用意したんです。共通の計画を記載してもらい、店舗が違っても、どこで誰が何をしているかが把握できるようにしてみました。コミュニケーションの方法は、SNSでも可能ですが、この規模の会社ですので、みんなでテーブルを囲んで話すことも大事だと考えています。お互いに頑張っている姿を直に見て共有することもやはり効果的だと思います。

Mデジタル化が進んでいますので、スクリーンを使ってミーティングを行う企業も多いですが、村井さんはミーティングの時は何を使用されるのですか?

基本はスケジュール帳、ホワイトボード、紙とペンですかね(笑) 付箋なども有効に使えたらいいなと思います。全体の前で意見を出しあうのは、慣れないうちは負担を感じることだと思いますので、気軽に意見交換ができる雰囲気づくりを考えていきたいと思います。

M僕にとっても、意見が出しやすい雰囲気づくりは課題です。村井さんはどのようにしていますか?

これはまだなかなか難しいことなのですが、決定する前によく話し合うことが大切なのかもしれません。最終的に「やらない」という選択をしたとしても、その経緯を全員が把握できたら、納得がいく「やらない」になるのかなと。

M結論を出すまでのプロセスを共有しているからこそ、みんなが納得できるんですね。
企業理念の共有は大切ですが、その理念を少し曖昧にしておく方が、人によって自由に解釈できる利点があると聞きました。アイス「ガリガリ君」で有名な赤城乳業株式会社の企業理念は「あそびましょ。」で、全く堅苦しさがありません。ガリガリ君を作るときに、ブレインストーミングでは、「あそびましょ。」の感覚で楽しみながら、片手で食べられるアイスのアイディアを出し合ったそうです。たとえ面白くないアイディアだったとしても、遊びなので誰も否定はしない。
そして、最終的に完成したのが、あの「ガリガリ君」だそうです。目指すゴールを企業理念に据える、というのではなく、仕事をする上でモチベーションを保つための理念というのもいいですよね。

モチベーションって本当に一番大切ですよね。
私自身が、感情的でネガティブになりやすいので、モチベーションを自分で高め、ポジティブに考え続けられるようコントロールできる人に、とても憧れます。
1年の半分実務をして、他の半分は、面白いアイディアを生み出す期間として「遊ぶ」という生き方をテレビで見たことがありますが、この働き方も、モチベーションの維持の一つの斬新な働き方ですよね。怖くてなかなか真似できるものではないですが。。(笑)

M村井さんがやっているフットケアや整体の分野はゴールに近づいているでしょうから、そこにアイディアや人脈をどのように掛け算していくかが楽しみです。そのきっかけを作るためのコミュニティの場もますます必要になってきますよね。

ひとまず保留の「うるかし作戦」

M:Matirog :村井円香さん 先日「ポーカー」を例えにする話を聞きました。配分されたカードを今必要、不必要と即断するのではなく、時間をおくことによって、思いもよらない「使い道」が出てくることがある。一旦置いておくことも大事だという例え話でした。物事をひとまず保留にすることで、別のカードと組み合わさったときに、思いがけない効果が出ることがあると。

M今必要じゃなくても、将来的に意味をもたらすかもしれないということなんですね!

私は何事も即断してしまうタイプなので、その考えを聞いたときに、大きな衝撃を受けました。

M秋田弁でいうと、「うるかす」なんですね。うるかしておいた方が熟成されるというか。

目の前のことをすぐに片づけるやり方では、時にビジョンの追及はできなくなりますので、一つの方針として、ポーカー作戦ならぬ、うるかし作戦は大事だなぁと。

M僕も色々な本から経営を学びましたが、最終的にうるかし作戦がいいと思いました。最後は信頼している人に権限を与えて、決めてもらうようにしています。これからやろうとしている事業計画は、僕にとっては大きなことなので、勉強しなければいけないこともたくさんあります。最終ゴールだけ決めておいて、あとはできる人、得意な人に任せていく予定です。

私自身、まだよくわかっていませんが、、、リーダーは思いを伝えていく立場でいいと思います!

Mこれから先、ますますスタッフも増えていくと思いますが、スタッフ全員が同じモチベーションを保つために、していることはありますか?

今現在では、みんなで食事に行くとか、誕生日会を開くなどでしょうか。
あとは、私がモチベーションを保つように努めることがやはり大事なのかなぁ。

Mよく飲みに行っていそうなイメージです。誕生日会も開催しているんですか?

はい、先日もスタッフの誕生日会をしました。今はまだ人数も少ないので、こういうイベントは積極的に取り入れていきたいです。

Mスタッフも増えてくると、毎月になりそうですね。

フットケアスタッフには音楽をやっている者が多く、忘年会では、男性スタッフがギター、女性スタッフがボーカル、そして母がウクレレを弾き(笑)ライブをしたんです。最終的にはカラオケ大会のようになり、とても盛り上がりました。定例会として、株式会社グランドデザイン音楽会を開催し続けていきたいです。

M楽しそうですね!!

でも、忘れそうになるけど、忘れてはいけないと思うことは、誕生会や音楽会を開催できるのは、結果がある上のことです。スタッフと対等に楽しむ時間は必要ですが、関係が深まることで甘えが出てしまうこともありますので、馴れ合いが過ぎることは危険だと思っています。そのため、経営パートナーである佐々木が上の立場として舵を取ってくれています。私自身も自分の役割を考えていかないといけないですね。

M大学生のころ、学園祭の準備の際に、サークルのメンバー15名ほどに「4~5日寝ずにやるぞ!」と作業を強要したことがあったんですよ。僕自身がハイになってしまって、周りを見ていなかったんですね。ご飯も食べずに作業していたら「何日もご飯も食べずに、睡眠もとらずに準備するなんて、何考えてるんですか!!!」と後輩の女性に怒られたんですよ。みんなの声を代表して言ってくれたんです。
その時に、自分のやりたいことをチームでやるのであれば、リーダーはみんなのモチベーションを維持することが大事だと気が付きました。すぐに謝って、みんなでマクドナルドを食べましたね(笑)

みんなの気持ちを代表して声を上げてくれた後輩がいらしたことが成功の鍵だったかもしれませんよね。
旗振り役も、その旗振り役に適度にブレーキをかけ、メンバーの緊張をほぐす役も、どちらも不可欠なのかもしれません。心配関係の上の役割分担は大事ですね。

Mなるほど。そのどちらも備わっている会社は、とても強い組織ですね。

医者としてではなく、クリニックを存続させる方法

M:Matirog :村井円香さんM現在は11名のスタッフがいらっしゃいますが、将来的に人数が増えたときには村井さん佐々木さんの気持ちを全員に伝えることが難しくなってくるのではないでしょうか。人数が増えることで組織体制を変えていかなければいけないと思いますが、どのように考えていますか?

今の規模だと、院長と他施術者という立場のみなのですが、昇格制度を出来るだけ早く導入したいと考えています。全員施術者でありながらも、管理する立場の幹部組織があるべきで、上司部下の関係も必要だと思っています。責任を持つことが昇格だと聞きます。施術者にやる気がないのは院長の責任ですし、院長にやる気がないのはその上の人間、社長の責任です。それぞれの責任が全うできる組織作りがこれからは必要だと思います。通常企業であれば、社長に会うことは遠く、会うことがあったとしても、社長は企業の象徴ですから、とても緊張するかもしれません。私は緊張される人間にはなれないと思うので、少しでも親しみやすい存在を目指したいと思います。

M村井さんのように場の雰囲気がパッと明るくなるような親しみやすいリーダーになりたいです。僕の場合今のところは、仮に僕の性格が嫌われても、僕が目指すゴールに共感してくれればそれでいいかなと思っています。

そういう存在も必須だと思います! その立場は、佐々木が担当してくれるかもしれません(笑) でも、嫌われるのは誰でも嫌なことなので、共同経営者同士が、絶対的な味方で居続けることが私たちの根本的なスタンスであり約束なのかもしれません。
同じ歴史を共にした戦友が一人でもいたら一人の時より少し強くなれると思います。

もともと私の夢は、泉皮膚科クリニックの存続でした。しかし、私は医師ではありませんので、存続がなかなか現実味をおびなかったんです。でも、娘としてのわがままとして、ずっと口に出してきたし、今でもその想いは変わりません。どうしたらいいか分からなかったけど、まずはフットケアの施術者として、院内で一人でケア活動を始めました。その後、心強い戦友を見つけ、会社を作り、今は一緒に活動してくださるスタッフの存在もあります。私一人でのクリニック存続は難しかったけれど、今では、そんな風には思ってはなくて、きっと出来ると思うことができるんです。

M必ず賛同してくれるお医者さんが出てくるはずですので、事業承継も可能になりますね。

現在泉皮膚科クリニックは開業22年を迎えました。父一代で築いた病院です。私自身会社を始めて、事業の大変さを思い知り、父と母への尊敬はさらに深まりました。いまでも多くの患者様にご利用していただいていますので、大切な地域からひとつ病院を無くしたくはありません。皮膚科を存続させ、且、現在行なっている事業と組み合わせることで新たなサービスを提供できるようになりたいと、大きな想いとして抱いています。

M徐々に高齢者が増えていく地域にとって、1か所ですべてがかなう施設は素晴らしいアイディアです。村井さんの中で家業を継がなければいけないという思いがずっとあったこともわかりました。

継がなければいけないというよりも、我儘に残したいという思いはずっとありましたね。医師ではない私が、病院を残したいと言い続けていて今の状態があります。この先まだまだ山多き道は続くと思いますが、多くの方々に協力していただきたい(笑)
最近は旭南店におりますので、泉皮膚科クリニックの患者様にお会いする機会が減ってしまい、寂しい限りです。しかし、より多くの方を少しでも幸せにすることに取り組んで行ったら、その時にお会いしていた方々もどこかで目にしてくれ、耳にしてくれ、喜んでくださるかもしれない。と思います。施術者が私一人だとサービスの寿命は短過ぎる。そのためには、より多くのスタッフに技術を引き継いで、クオリティの高い施術者を増やしていくことが大事です。



貢献への追求は、高評価を得る

M:Matirog :村井円香さんM物理学者の小林誠さんがノーベル賞を受賞しましたが、学生に「どうしたらノーベル賞を取れるようになるんですか?」と質問されるそうです。小林さんは「ノーベル賞を受賞した人は、誰一人ノーベル賞のために研究しているわけではない。自分の研究内容が、社会でどのように貢献できるのか、どんな人たちを救えるのかを追求した結果、受賞につながった。ノーベル賞を取ることが目的ではない。」と答えたそうです。村井さんも、常に社会が良くなることを考えていらっしゃいますので、小林さんのお話と通じるものを感じます。結果として、家業も存続できますし、会社としての可能性も増しましたよね。

走り続けてきたら、思い描いていたところにたどり着いた。そんな風になりたいですね。なれますかね、、!

M熱い思いがありますから、村井さん自身の声でどんどんメディアを活用して伝えていってほしいです! ラジオは声だけなので村井さんの容姿は届けられませんが、話し方が柔らかいのでひきつけられる人も多いはずです。宣伝のために単発で出演するよりも、週に1度曜日を決めて定期的に出ることで、存在感をリスナーの脳裏に焼き付けることができますよ。「この人この時間にいつも同じ話してるよなぁ。」と視聴者に思わせるほうが、記憶に残りやすいんです。そうなると、自然と「巻き爪=村井さん」になるはずですよ。

えー! そのような機会を与えていただけたら嬉しい限りです!

Mラジオのリスナーは、村井さんの本業である巻き爪に関する専門的な話よりも、AIU(国際教養大学)のころや海外留学時代の話、失敗談のように、プライベートのお話を知りたいと思う傾向があります。そこで、小出しに巻き爪の話を織り込んでいくと効果的です。

なるほど。プライベート話、興味ある方いらっしゃいますかね(笑)
でも、世の中に知っていただくための大切な手段かもしれないですよね。

M村井さんのキャラクターを売り出すことで、自然と周知されますよ。

どんなキャラクターなのか心配なところもありますが、人生楽しんだ方が良さそうですしね! 応援してください!

M全力で応援します!!

※次回配信日未定