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村井円香さん パート3



2017年、強い信念のもと自ら会社を設立したフスフレーガー・村井円香さん。
村井さんの意志に同調した心強いパートナーとは。そして、村井さんの経営に対する考え方とは。
思いを具現化するために、大海へと漕ぎ出すー

巻き爪を消滅します!

M:Matirog :村井円香さん M村井さんは、2017年に会社を設立されましたので、現在2期目ですが、設立当時は立ち上げの苦難もあったかと思います。現在、従業員は何名いらっしゃいますか?

5名です。私は、元々友人と一緒に会社を作ったので、正直なところ…難しい部分は友人に頼ってしまっていて、立ち上げの苦難はあまり感じていないんですよ。これが良いことなのか悪いことなのかは難しいのですが、、(笑)

Mできる経営者は、みなさん「自分は大したことない。周囲がすごい。」とおっしゃいますが、村井さんは、他の人にバランスよく仕事を任せるスキルが相当長けているのだと感じます。

んーどうでしょうか。でも、私の場合は、すぐ人に聞くという習慣が強いのだと思います。

M僕も村井さんの力になりたい! と思いますからね(笑) 
それに、村井さんならなんとか巻き爪を治してくれそうで、患者さんだけに限らず、他の経営者や、チームのメンバーからも信頼される雰囲気がありますよ。一緒に事業を盛り上げて行きたいと誰しもが感じると思います。 

えー! それはとっても嬉しいです!

プロフィール:
株式会社GRAND DESIGN代表取締役。フスフレーガー。
2012年3月にFSIフスフレーゲ認定証を取得。
資格取得後は都内のフットケアサロンで2年間技術や経験を磨く。故郷である秋田で働きたいという気持ちと、フスフレーガーとして多くの人々の足の悩みを解決したいという考えから、秋田で初めてフスフレーゲを導入。2014年から泉皮膚科クリニック内でフットケアを行う。2018年4月、泉皮膚科クリニックと連携して「秋田泉巻爪矯正・フットケアセンター」をオープン。その後、2店舗目として、9月に整骨院と連携した「秋田旭南トータルケアセンター」をオープン。2017年1月5日、会社を設立。現在も店舗にて一般の患者はもちろん、介護施設入所者へのフットケアを行うほか、定期的に医師と共に地域施設へ訪問。幅広く活動している。

M経営するにあたっての座右の銘や、意識しているメンターの存在などはありますか?

私が大切にしていることは、「分からないことは、分かる人に聞く」ということです。分からないことを自分で調べて学ぶ努力は、大切なことだと思いながらも、私はすぐに誰かに聞いてしまいます。メンターというか、何かに悩む時、相談したい、と思う方は、いつも決まっています。そして、何かを達成した時、報告したい、褒めて欲しい、とすぐ連絡をしてしまう友人も、年齢・性別問わずいますね。私にとってモチベーションをくださり、光を示してくれるとても大切な方々です。

M今の時代にベストマッチの考え方ですね! 自分で調べて考えることは大事かもしれませんが、それでは時間もかかってしまいますし、今はスピード感が重要視される時代です。早急に解決するには、知っている人といち早く繋がって、より得意な人に頼ることも大切だと思います。

なんでも役割を分担したらいいと思うんです。

Mその考え方があれば、村井さんの事業は今後もますます成長しそうです。今からお近づきになっておいて損はしませんね!(笑)

ありがとうございます。はい、これから必ずもっと成長します!

M社名の「株式会社GRAND DESIGN(グランドデザイン)」には、大いなる展望を感じます。どのようなイメージでこの名前を付けられたのですか?

’’後世に遺したい理念や思い’’という気持ちを込めて、この社名を選びました。私たちは理念の一つとして、「巻き爪の消滅」を掲げています。人間の悩みをひとつでも確実に無くすこ とができたら、素晴らしいと思いませんか? 私はすごくロマンがあると思っています。それをやりたいんです。 

Mものすごくすごいことです! この世の中から、巻き爪を消滅させたいと願っているんですね。

爪で悩んでいる方は、勿論秋田県だけじゃなく、日本全国、また世界にもたくさんいるはずです。私たちが行っている「ツメフラ法」という矯正技術は、様々ある矯正法の中でも最良の方法だと思っています。この方法を基に、施術者も会社も成長・変化を続けたら、いつか本当に世界から巻き爪を消滅できると信じています。ツメフラ法の特徴は「爪をデザインできる」ということです。そして、巻爪のお悩みが解消されることで、歩けるようになる、旅行を楽しめる、運動ができるなど、暮らしが豊かになります。少し大げさな表現になりますが、人生をデザインするという想いもこの社名に込めています。

興味を抱いた人には、躊躇なく近づく

M:Matirog :村井円香さん M経営者である村井さんですが、経営パートナーはいらっしゃいますか?

はい、今は友人と二人体制で会社を運営しています。彼は元々中学生の時に通っていた塾のクラスメイトです。

M経営パートナーとして、どのように役割を分担していますか?

私が思いや願いを強く発信し、彼は、それらをビジネスとして具体化する役目をしてくれています。

M中学時代の塾のクラスメイトと、どのように再会されたのでしょう。

私が東京から秋田へ帰ってきたときに、周囲の友人に「面白い人に会わせてほしい!」と伝えていたら、友人が彼を紹介してくれました。塾で一緒だったことはお互い覚えていましたが、ちゃんとお話をすることは初めてでした。

M最高経営責任者であるCEOと、経営の方針や戦略を実際に執行するCOOの役割分担はどのようにして決めているんですか?

あまり線引きはしていません。私たちはお互いよく話すので、常に意見交換のような感覚です。彼は、とても優しい人ですが、彼の優しさは一時的、表面的なものではなく、どうすれば大切な人々にとってベストな状態になるかを深く想像してくれます。頭で理論立てて考え、着実に的確に形にしてくれる。

私は普段でもひどい方向音痴なのですが、仕事も一緒なんです。辿り着きたい場所、欲しいものは考えつくのに、どの道を選べば良いか分からないんです。でも、彼は選ぶべき道を先に進み、案内してくれるような人です。私にとって最高のナビゲーション。
一緒にいる時間が長くなればなるほど、気づかないうちにまた一歩ゴールに近づいていたと感じることがあります。私にとって大切な友人であり、兄のような存在であり、同時に一人のビジネスマンとして心から尊敬しています。

M最高のパートナーじゃないですか! そのような人を引き寄せられるのも、村井さんの才能ですよ。

私は運がいいんです。私は「この人と話がしたい!」と思ったら、躊躇なく自分から誘うタイプなので、それが今に繋がっていると思うと人生は面白いものですね。

M誰かに興味を抱いても、気軽に話しかけたり誘ったりできない人も多いですが、村井さんは積極的なんですね。

その部分は強いかもしれません。彼は元々自身で会社を経営していて、私が欲しいものを沢山持っているように思っていました。そして、彼は私のやっていた巻爪矯正を誰よりも先に認め、褒めてくれた人でした。自分の仕事を話した時、「それはすごいよ!」と真っ先に言ってくれたんです。私自身は、すごいことをやっている自覚が全くなかったので、どうしてそう思うのか尋ねると、「だって人の悩みを無くせるんだよ?」と。単純にとても嬉しかったですね。私はこの技術を広めたい、フットケアを職業として確立させたいという想いを伝えました。しかし、私一人だと、夢の叶え方が想像つかなかったんです。だから「一緒にやろう!」と誘ったことがきっかけですね。

MすぐにOKしてくれたんですか?

そうですね、既に沢山の話をしていた後だったので、すぐOKしてくれました。仕事のパートナーとして上手くいっているのも、彼と私は似ているところは多いけど、得意・不得意が違うからだと思います。

M全く一緒だと意見が対立することもありますからね。自分とは違うベクトルやスキルを持った人と掛け合わせることで、より良いものが生み出されるのだと思います。

私自身フットケアを生涯の仕事と決め、専門の店舗を持ち、施術者を増やし、広く発信することが夢です。一人で施術をしていた時から、いつもその友人に私の欲しいものの話をしていました。一緒に会社を始めたのは再会してから3年ほど経ってからですね。

M相談されると、力になりたいと感じますよね。僕も見習いたい部分です。

豊かな経験こそが、本質を見抜く力となる

M:Matirog :村井円香さん M本当にいいパートナーに巡り合いましたね!

私たちは「物事は常に二択」ということを考えます。二択を間違え続けると取り返しがつかなくなります。一つの選択が1mmでもずれると、どんどん間違った方へ向かって行ってしまうという話を聞いてから、妙に納得した部分があり、難しいことではありますが、二択に対して、悩みながらも正しい選択をできる人になりたいと常々思うようになりました。

M人生に訪れるY字路の分岐点で、間違わないことが最善ですね。

ところが、私はその分岐点の選択をよく間違えてしまうんですよ。しかし、間違えても、正しい場所へ戻してくれる人が近くにいれば、物事はうまくいくのかもしれません。私には一人戦友がいますから心強いですよ。

M僕の周りには戦友ではありませんが、各分野に何人か尊敬できる人がいます。たまに相談することもありますが、何かに悩んだときは、あの先輩だったらこのシチュエーションではこ うするはずだと、自分をその人物に置き換えて結論を出すようにしています。そういう人が、パートナーとして身近にいることは最高ですね。

はい、ありがたいことです。

経営者としての優しさとは、答えを即座に教えること

M:Matirog :村井円香さん MY字路の分岐点で村井さんが間違えてしまったエピソードを教えていただけますか?

まずは、看板がそうです(笑)

M「巻爪矯正」と大きく書かれていて、とても分かりやすい看板ですよね。迷わずここまでたどり着きましたから。

でも、私は、最初にそのデザインを見たときに、「これは絶対に違う!」と思ったんです。院内の雰囲気とは大きくかけ離れていましたからね。

M確かに、美容室のようなインテリアですが、看板は少し違う印象ですね。

ですよね。看板には大きく「巻爪矯正」と書かれていて、院内の雰囲気と合わないし、最初はその看板を安っぽく感じたんです。ですが、彼が看板とはどういう意味があるのか。をまず考えてみようと教えてくれました。看板の本質は、人に知ってもらう為のものであり、周知されれば、看板は後からでも変更できる。やるべきことと、やりたいことは別な時があるということを教わりました。まずは世の中の方々に知っていただくこと、困っている方に情報が行き届くことが最優先です。彼のアドバイスを聞いて私も納得したため、最終的に今の看板となりましたが、私一人だったら、デザイン重視で決めてしまっていたと思います。また、院内の照明の数も私が思う以上に多く設置され、ギラギラしているという違和感が最初ありました。しかし、これも二人で意見交換をし、考えました。「明るさは、『ここなら任せられる』と安心できる信頼感に繋がる」という結論を出し、照明の数、配置も、一つ一つ全てが大事なことだと学びました。

M部屋に入ってすぐの右上に正四面体の照明がありますが、これがすごくいいですよね! 理系で図形フェチの僕にとってはたまりません。ちょうど重心部分に電球があるのも素敵です。

男性から見るとそうなんですね(笑) 
意味のある所にお金を使わなければいけませんので、安く抑えられるところは安くしようと、院内の内装に使うものは、トラックを借りてスタッフみんなで仙台のIKEAに行ってそろえました。この考えも、一人では思いつかなかったと思います。もし私が買いたいものがあって、彼に相談した時に、彼が「買っちゃえばいいよ」と何でもかんでも許可を出してしまう人であれば、私は嬉しいかもしれませんが、それは会社にとっていいことではないかもしれません。本当に必要なものを買うときにお金がなければ難しい、そしてそれは、スタッフみんなの夢が叶えられないことに繋がります。
例えば、目的地があり、進むべき方向が右側の方にあるのに、左側へ進んでいる人がいるとき。彼は、即座に、そっちじゃなくて右だと教えることが優しさだと言います。一方私は、間違って左へ行ってもいいじゃない? どこかのタイミングで気づくはずだからと考えます。もしくは、言わずに一緒について行って、迷いそうになったら教えてあげるという考え方もありますよね。どれが一番優しいかを考えると、全て優しい対応です。しかし、経営者であれば、即座に行くべき方向を伝えることが大切なのかもしれません。

M分かりやすいたとえ話ですね。

私は、失敗も経験なので、間違ったほうへ行って考えればいいし、遠回りしてもたどり着けばいいと考えますが、彼は違いました。目の前に落とし穴があることを知っていれば、すぐに教えてあげることが当然の優しさだと言います。人を引っ張っていかなければいけない経営者は、そういう感覚を持ち合わせている人なんですよね。私にとっては非常に心強いパートナーです。

M彼は人生のデザインもしてくれそうですね。僕はワンマンな部分があり、それを変えていかなければいけない時期だと感じています。現在その選択の岐路に立っていて、これまでのワンマンなやり方ではなく、サポートしてくれる方にどんどん相談しアドバイスをもらう方法に少しずつ変えました。みんなの意見を聞いて、行動するようにはしています。ただ本当にしたかったこととみんなの意見が異なると、つい我が出てしまうところがまだありますが(笑)

自分の発言や決定事項は、経営者であればそこに所属する人に影響を及ぼしますからね。それが一時期怖くなったこともありました。

M悩むのは僕だけじゃないんですね。

一人でやっていたときは、一個人の思いだけで突き進むことができましたが、スタッフがいる今、人を巻き込むことになりますので慎重になりますよ。それをストレスに感じることもあります。

M悩んだときは例えば登山に行ったり釣りに行ったりなどして脳の状態をフラットにしたいですよね。村井さんはどのようにしていますか?

それがなかなかできなくて困っているんです。Matirogさんともスナックでお会いしましたが、今のところストレス発散方法は飲みに行くことくらいです。とにかく人と会って話をすることですね。

Mお話しされることが好きであれば、僕と仕事で絡めそうですね。ラジオやテレビでどんどん発言していく方向も取り入れてみたらいかがでしょう。

嬉しいですね。でも……つい熱くなって語りすぎるので嫌われませんか?

M初めてスナックでお会いした時も、情熱が伝わってきて好印象でしたし、最高に発言力がありますよ。女性経営者の言葉は、今の時代に必要とされていると思います。特に今の地方メディアにはほとんどいませんからね。

そうなんでしょうか。とにかく語りたいのは間違いありませんね(笑)

★次回配信★
村井円香さんの vol.8-#4は、2019年1月中に公開予定です。お楽しみに!