ゴトウモエさんパート1

ご挨拶

初めまして!

『Matirog』こと、Phiomn Entertainment代表の北嶋 友暁(きたしま ともあき)です。

そして、副代表は『ゴトウモエ』こと、北嶋 萌(きたしま もえ)さんです。

僕たち二人の関係性は・・・
ご存じの方もいらっしゃいますが、夫婦です!
結婚して丸5年経ちました。
そして、1歳半になる“サイマル君”という息子にも恵まれております。

私たちは夫婦でありながら、「Phiomn Entertainment」という個人事業の形態で主にエンターテイメント関係に、仕事仲間として共に活動しています。

おかげさまで私Matirogは、2018年に不惑の40歳を迎えることとなります。

20歳、30歳のように「0」がつく年に、何か新しいことを始めると大躍進するそうなんです。

そして今年、その40歳という節目を迎えるにあたりPhiomn Entertainmentのチーム全体、そして私たち家族もこれまで以上に発展し、大変革していくことを、みなさまにお約束いたします!

つきましては、何か新しいことを始めて行こうと昨年から少しずつ進めております。

その準備段階として、これまでは最低限の人材でやってきましたが昨年春ごろから、アシスタントを採用いたしました。

SNSの発信、WEBサイトのリニューアル、書類の作成、どういったところに需要があるかなどのマーケティングリサーチなど様々な業務をお願いしております。

今までも、SNSやメールなどのテキスト化はモエさんにもお願いすることもありましたが、アシスタントを採用したことによって、僕が文字を打つことはほとんどなくなりました!

昨年からアシスタントを採用したことによって、記憶に残っている助かったことを一つお話します。

秋田ノーザンハピネッツというバスケットボールチームがあるんですが、イベントで流すVTRのナレーションや、選手入場の際に流れるナレーションの依頼をよくいただいてたんですね。
ところが、ある時の依頼内容がいつもとは少し違い、英語のナレーションだったんです。英語を読むのは問題ないのですがその時は「指定のワードを折り込んで、英語でかっこいいクールな感じで。」と原稿内容も丸っとお願いされてしまいまして。

英語は不得意ではないんですが、どうしたもんか…とアシスタントに相談したところ、僕がイメージしていた英文作成を即搬入!

そして無事、我が家の1階にあるレコーディングスタジオで収録を終え、搬入することができました。

このように、協力者が増えてきたことで可能なことがどんどん増えていき、僕の節目の年でもある2018年、新たに企業コンセプトへも変革を与えるべく、まずは「Phiomn Entertainment」の企業コンセプトについてお話しようと思います。

Phiomn Entertainmentは「人生を娯楽にする」

Facebookであれば「70億人をつなげる、人と人とをつなげる」、Googleなら「世界中の情報を整理する」、シェアリングエコノミーの代表格Uberは「車を一台も持たないタクシー会社」など、各社コンセプトがありますよね。

車を所有している人なら誰でも運転手になれる、相乗りタクシーのようなサービスのUber。
つまり、Uberは車を所有する必要がなく、車を持っている人のデータを収集したプラットフォームの役割をしてるんですよね。運転ルートや支払い清算もアプリで管理されていて、これぞ無駄のない社会づくり!画期的です。

シェアリングエコノミーと言えばもうひとつ、民泊サービスのAirbnb。
泊まるところが見つからず困っている人のために、自宅の空き部屋をホテルとして貸しだしたことが始まりのきっかけだとか。

韓国でAirbnbを利用した外国人が、用意されてたバスタオルの小ささにビックリしたらしいですよ。韓国のバスタオルはハンドタオル並みにちっさいらしいんですが、これがホテルだったらレビューで悪く書かれがち。
しかし、Airbnbのいいところは、その国の生活を垣間見れるので、ホテルでは味わえない面白い体験もできることですよね。海外での一時的な生活そのものがエンターテインメントになりうるんです。

「韓国のタオルちっせーよ!」なんてインスタ投稿したら、爆発的に拡散ですよ。
異国での熱い体験、みんなに知ってほしいですよね。

Uberが車を持たないタクシー会社であるように、Airbnbは部屋をひとつも持たないホテル会社。在庫を抱える必要のない、ホストとゲストを繋ぐプラットフォーム。合理的です。

話がそれてしまいましたが、そんな各社が掲げる分かりやすい企業コンセプト、キャッチフレーズを、弊所(まだ会社ではありません)「Phiomn Entertainment」も新たに掲げさせていただきます!

まだ仮の状態ではありますが・・・
「人生を娯楽にする」です。

ポイントは「人生に娯楽を与える」ではないところ。

これまでの「Phiomn Entertainment」の歴史では、どちらかと言うと「人生に娯楽を」としてエンターテインメントとは何か?を伝えてきました。

ラジオやテレビ、イベントの司会、ナレーションのように、人にエンターテインメントを与える、娯楽文化を創り出すことに従事してきました。

その人の人生に寄り添うイメージで、人生の中で必要な、食事や睡眠、人間関係や友達のような要素の一つとして、僕らは「娯楽」を与える立場として携わってきました。

これまでは、娯楽を与える立場として寄り添って活動してきましたが、ここで変革です!
人生では、いいことも悪いことも起こりますが、人生そのものが映画や演劇のような娯楽であると考え方を変えてみました。

これまでの思考やものの見方、価値観を覆すパラダイムシフトとでも言いましょうか。

そこで浮かんだキャッチフレーズが「人生を娯楽にする」なんですね。
ある意味、人生を楽しく楽観的に捉えることができるんじゃないかなと思って。
そして、みんなに対して「人生を娯楽にする」提案をしていけたらなと考えてます。

シェイクスピアに『自分の人生は一つの舞台で、そして人間と言うのはその役者にしか過ぎない。』というセリフがあります。

コンセプトを「人生を娯楽にする」を決めた時、まさにこのシェイクスピアの言葉が浮かんできました。
実は僕、シェイクスピアと誕生日が同じ!4月23日なんです!!

そんなわけで、「Phiomn Entertainment」は「人生を娯楽にする」(仮)をコンセプトに活動していく所存です。

ウェブマガ・メルマガのテーマ「あなたの「好き」を価値に変えるヒント」

40歳の節目を迎える2018年、新しいことを始めることの一つとしてウェブマガジン・メルマガジンの配信があります。

これまで、僕の中でやりたいこと、進みたい方向性などを色々練り上げてきたビジョンのひとつです。

僕が対談したり、インタビューしたりされたりした内容を配信して、みなさんに知っていただけたらと思っています。そして、興味を持ってくれた内容のシェアや拡散によって、同じような考えを持った人のコミュニティを作り上げていきたいと考えています。

ウェブマガ・メルマガのテーマは
『あなたの「好き」を価値に変えるヒント』です。

好きが高じて仕事になっている人、たくさんいますよね。
趣味だったことがプロになり、仕事となっていく。そして、社会への貢献につながっていきます。つまりそこには価値が存在しますよね。

僕の周りにも、秋田県の古民家に移り住んで、自然の暮らしを堪能している人がいます。また、好きを仕事にして、地域に貢献している人もたくさんいます。
そんな、こんなに楽しい生き方をしてるよ!という人たちを取り上げて紹介していこうと思っています。

秋田県だけにとどまらず、色んな土地で起業を考えている人たちや、イノベーションを起こしたい人たちとも、より現実的に繋がれたらなと考えています。

このやりたかったことの一つである、ウェブマガ・メルマガ配信の第一回目として
まずは一緒に生活もしていて、仕事仲間でもある身近で手っ取り早い(?)「ゴトウモエ」さんと対談いたします!

※ゴトウモエのプロフィール
1984年3月10日生。秋田県秋田市出身。 俳優、ワークショップ講師、ナレーター、ラジオリポーター、司会など様々なジャンルで活躍中。
4月28日(土)には舞台「バラシ」(加賀屋淳 作・演出)に出演する

秋田県演劇団体連盟主催の演劇セミナーに、参加者ではなく講師として呼ばれる

M:Matirog:ゴトウモエさん M身内でもありますが、秋田県で俳優活動しているゴトウモエさんです。
ご協力ありがとうございます!

はい!

M今回はゴトウモエさんの好きなことである俳優業、役者業を、どのように価値に変えているのか。また、人の役に立ち、新たな経済活動をどのように生み出しているのかをお話してもらいましょう。
今日は声ががらついていますが、その原因となる出来事があったんですよね?

はい。2018年1月20日(土)、21日(日)の二日間にわたって、秋田県演劇団体連盟主催の演劇セミナーに、なんと参加者ではなく、講師として呼ばれました!それで、頑張りすぎたのか少しがらついています。

M講師ですか。すごいですね!秋田県演劇団体連盟ですが、どういったメンバーで構成されてる組織ですか?

秋田県内にある、アマチュア劇団が所属している連盟です。
私は連盟に所属していませんのであまり詳しくはないのですが、昭和44年に設立されたそうです。現在は秋田県内の劇団が12団体が加盟しているようです。秋田の演劇好きが集まった団体と言えますね。

M50年近くの歴史があるんですか!
そのような力のある連盟が主催された演劇セミナーで講師とは、大抜擢じゃないですか!
どのようなことをされたんですか?

役者コース、戯曲コース、舞台製作コース、照明などの調光コース、舞台監督道具製作コースの5つがあって、その中の役者コースを担当しました。
役者コースは講師3人で構成されていますが、そのうちの一人として参加してきました。
講師全員の中で私が一番若かったです。

これまでのセミナーでは、秋田県外から講師を招いてワークショップやセミナーを開催していたそうなんですが、今回初めて秋田県内から講師をお願いしようという流れがあったようです。

連盟加入者や、演劇活動をされている方々の年齢が上がっていることもあり、主に学生に対して、演劇だけではなく舞台芸術とはどういったものかを普及し継承していくためのセミナーです。
若い世代にレクチャーしつつ、今後も芸術文化に携わってほしいという思いがあっての企画ですね。

Mそれで、若手でもあるゴトウモエさんに白羽の矢が立ったわけですね。
役者コースの講師は3人ですが、他にはどのような方がいるんですか?

役者コースの講師3人を決める際に、まず一人目には大ベテランの横手市の坂本 好逸さんが選ばれました。
坂本さんは、以前連盟の理事長もされていましたが、役者がやりたいんだ!と、現在は顧問として連盟に属しています。
二人目は高校演劇の顧問でもある佐藤 かおる先生です。
そして大変ありがたいことに、劇団ウィルパワーの鎭西祐美さんからのオファーで、Phiomn Entertainmentの「ゴトウモエ」を選んでくださいました!

Mすばらしい!お名前がカタカナで少しふざけた感じがしますが…(笑)。
ところで、劇団ウィルパワーの鎭西祐美さんとはどういうお知合いですか?

以前「モエ塾」というワークショップをしたことを、劇団ウィルパワーの鎮西さんがご存じでした。制作だけではなく、出演、演出、広報もすべて私一人で担当した自主演劇公演の「モエ式」では、公演スタッフとしてウィルパワーの方が関わってくれました。ウィルパワーの皆さんとお芝居したこともあります。
そういった経緯があり、「若手で芝居を教えられる人」として、私ゴトウモエがすぐに思い浮かんだそうです。

Mいろんな方の協力があっての成功だとは思いますが、一人ですべてやり切った人は少ないと思います。そのパワーが評価されたんですね。

選ばれた時に一番ビックリしたことは、同じ講師として立つメンバーや関係者に、私自身が高校生だったころに、演劇のいろはを教えてくださった方々がいたことです。
あの頃教えてくださった方と、肩を並べて演劇について語る日がくるとは思ってもみませんでした。

M嬉しい一方で、複雑な気持ちだったのでは?

そうなんです。なんだかゾワゾワしました。